制作経緯
私は中⾼⽣のころ、社会科に興味が持てずテストで直前にテスト範囲の内容を暗記し、テスト後には忘れてしまうということを繰り返していました。また社会科は『暗記科⽬』と呼ばれ、無関⼼な⼈が多かったと感じます。これらの経験から、地理や歴史を学び始める小中学生のうちから興味を持てるように、遊びとして触れてもらえるゲームを制作しました。
ゲームの概要
このゲームは、歴史上の人物の功績や世界の国々について学ぶことのできるすごろくをベースにしたゲームです。
世界を模したボードで偉人の功績に関係するヒントを集めて、ヒントと交換できる『偉人カード』をより早く獲得した人が勝利となります。
- ジャンル:ボードゲーム
- プレイ人数:4人
- プレイ時間:45分
- 対象年齢:10歳以上
ゲームの紹介動画
内容物
- ゲーム盤 ×1
- コマ ×4
- サイコロ ×2
- 偉人カード ×45
- ヒントカード ×163
- イベントカード ×12
- 説明書 ×2
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マスの効果一覧
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- 国マス(白色に国旗が描かれたマス)
- 何も起こりません。
- 共通ヒントマス(黄色のマス)
- 『共通ヒント』の山札からカードを1枚引きます。
- 地域カードマス(緑色のマス)
- そのマスがある地域に一致したヒントカードの山札からカードを1枚引きます。
- イベントマス(ピンク色のマス)
- イベントカードからランダムで1枚引き、その効果に従います。終わったら元に戻してシャッフルしておきます。
ゲームの準備
- イベントカードを裏向きでシャッフルし、ゲーム盤の周りに置きます。
- 『共通ヒント』のカードを裏向きでシャッフルし、ゲーム盤の周りに置きます。
- 『アジアヒント』など、地域のヒントカードを地域別に分けてそれぞれ裏向きでシャッフルし、ゲーム盤の周りに置きます。
- 全員が自分のコマを決め、好きな国マスにコマを置いて自分のスタート位置とします。スタート位置は全員が被らないように決めます。
- 偉人カードをシャッフルし、4枚を表向きに並べ、その横に残りを山札として、同じく表向きに置きます。並べられた4枚と山札の1番上のカードが獲得できる偉人カードの候補となります。
- プレイする順番を決めます。
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ゲームの流れ
手番になった人は以下の順番で行動します。
- 『アイテムとしての効果』のあるヒントカードを持っている場合、そのカードを使うかどうか決めます。各ターン1枚のみ使用でき、使用する場合はそのカードを山札に戻します。この時、山札はシャッフルします。
- サイコロを振り、出た目の数だけ進みます。線で繋がっているマスに移動できます。ただし同じターン内で進んだ道を戻ることはできません。
- 誰かがいるマスに止まった場合
- 誰かがいるマスに止まった場合は、自分とそのマスにいる人の2人がサイコロを振り、出た目の数が大きい方が相手のヒントカードを1枚奪います。
- 誰かがいるマスに止まった場合
- 止まったマスの効果を受けます。
- 並んでいる偉人カードのうち、いずれかに書かれているヒントを全て持っている場合、その偉人カードと交換することができます。偉人カードは各ターンに1枚のみ交換できます。交換したあとは以下の手順で整理します。
- 交換した偉人カードを裏向きにして自分の近くに置きます。裏に書かれている数字はそのカードの点数です。得点を計算する際に使います。
- 交換に使用したヒントカードはそのカードに応じた山札に戻して、それぞれシャッフルします。
- 空きになった部分に山札の1番上の偉人カードを置きます。次の山札の1番上のカードが新たに獲得できる候補の偉人カードとなります。
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- 勝敗
- 最も早く偉人カードを3枚集めた人の勝利となり、その時点でゲームは終了です。2位以下の順位は、偉人カードに書かれた数字を合計して大きい人から2位、3位、4位となります。
制作者からのメッセージ
このゲームの、集めたヒントによって交換できる『偉人カード』が異なるという部分は『学び』としても『遊び』としてもおもしろみのある要素になったと思うので、歴史と地理を楽しく学んでいただけるとうれしいです。
妹(ほのか)2025-02-04T19:37:02
本当に素晴らしい作品ですね!!
こんな才能あるの尊敬しかない🥲🎀
大学生活お疲れ様でした!この才能がいつか世に出されますように🍀
いぇーいい!!