大阪電気通信大学

AIで行うYouTubeチャンネル改善と比較

検証映像

作品概要

テキスト生成AIを用いれば、運営しているチャンネルを効率的に成長させることができるのかを『Gemini』、『ChatGPT4-o』の2種類のAIを用いて検証していきます。


なお、AIには私が今までに運営してきたチャンネルの以下のデータを読み込ませました。

▶各動画の視聴回数
▶各動画の総再生時間
▶各コンテンツでのチャンネル登録者数
▶各コンテンツの推定収益
▶各動画の高評価数&高評価率
▶各動画のインプレッション数
▶インプレッションのクリック数
▶チャンネル登録の有無
▶視聴者の年齢層と性別
▶動画内容
▶動画構成
▶キャラ設定
▶歴代シリーズ内容

上記内容を解析させた後に、検証を行いました。

本動画制作の流れ

解析用データの用意
テキスト生成AIはデータを解析するため、その解析させるYouTubeチャンネルが必要となります。
そのため、約1年強ほど運営しているチャンネルのアナリティクスや動画タイトルなどを詳細にデータにまとめたExcelやpdfを用意しました。

例)ユーザー情報


プロンプトの精査
テキスト生成AIはこちらの出した命令に従ってくれるものの、事細かに説明をしなければ精度の高い結果を出力しないため、プロンプトは可能な限りシンプルかつ分かりやすい内容を心がけました。

AIが出力した計画を実行
今回の場合は『視聴者とのコミュニケーション』を主に強化し、運営を行いました。
具体例を挙げるとするならば編集風景やワンショット、Xでポストするような感覚で日常会話を定期的に投稿しました。

AIに動画構成の委託
製作中に『AIに動画内容も考えてもらえるのであれば、より効率化が進むのではないか?』という発想に至ったため各AIに動画の構成要素のほとんどを委託しました。
以下が、委託した内容とプロンプトとなります。

【プロンプト】
1分程度のShorts動画の構成と内容を考えてください。

ゲーム  :MineCraft
SNS   : YouTube
対象国籍:日本
対象年齢:10~20代
タイトルとタグもSEO対策に則ったものを考慮

▶投稿時のタイトル
▶投稿時のタグ
▶動画構成

AIに委託された動画のタイトルはロゴも作成しました。

▶Gemini企画タイトルロゴ

▶ChatGPT4-o企画タイトルロゴ

完成
最後には各々の検証結果を自身の感想を交えながらまとめました。成長の推移などもデータとして表示し、見やすく仕上がったと思います。

制作ソフト

編集にはゆっくりMovieMaker4Photoshopというソフトを使っています。
映像編集がゆっくりMovieMaker4で、ロゴ制作や一部凝った字幕などはphotoshopで製作しました。

作品使用素材など

・DOVA-SYNDROME
http://dova-s.jp/
・ニコニ・コモンズ
http://commons.nicovideo.jp/
・効果音ラボ
https://soundeffect-lab.info/
・Coverr
https://coverr.co/
イラストAC
https://www.ac-illust.com/
いらすとや
https://www.irasutoya.com/

作者プロフィール

牛島海斗

ナガタ映像研究室所属。
Youtubeと映像編集、データを眺めるのが好き。

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